計算方法と根拠

増減率の求め方

増減率(%)=(今の値 − 前の値)÷ 前の値 × 100。前の値が 1,000、今の値が 1,100 なら、差の 100 を 1,000 で割って 10% の増加です。減ったときはマイナスの増減率になります。

前年比とは

前年比(%)= 今の値 ÷ 前の値 × 100。前の値を 100 としたときの今の値の割合です。前年比 110% は「前年より 10% 増えた」、90% は「10% 減った」という意味で、増減率に 100 を足した値になります。

今の値を逆算する

前の値と増減率が分かっているときは、今の値 = 前の値 ×(1 + 増減率 ÷ 100)で求められます。前の値 2,500 に 12% 増なら 2,500 × 1.12 = 2,800 です。減るときは増減率にマイナスを入れます。

前の値が 0 や、符号が違う場合

前の値が 0 のときは割り算ができないため計算できません(前の値は 0 より大きい数のみ)。また、赤字から黒字のように前後で符号が変わる値は、増減率では正しく比べられないので、このサイトでは扱いません。

使っている式

計算式
名前やっていること式
今の値増減率を求めるときは入力した今の値、今の値を求めるときは「前の値 ×(1 + 増減率 ÷ 100)」です。nowVal = if(mode == 1, now, prev * (1 + rate / 100))
変化量今の値から前の値を引いた差です。増えたときはプラス、減ったときはマイナスになります。diff = nowVal - prev
増減率変化量を前の値で割って 100 をかけた割合(%)です。rateVal = diff / prev * 100
前年比前の値を 100 としたときの今の値の割合(%)です。増減率に 100 を足した値と同じです。ratioVal = nowVal / prev * 100
増減率(結果)(今の値 − 前の値)÷ 前の値 × 100 です。プラスは増加、マイナスは減少を表します。rateVal
前年比(結果)今の値 ÷ 前の値 × 100 です。100% を超えれば前より増え、下回れば減っています。ratioVal
変化量(結果)今の値から前の値を引いた差です。diff
今の値(結果)入力した今の値、または前の値と増減率から求めた今の値です。nowVal

式の記法: + - * / ^(べき乗)、かっこ、min / max / round / ceil / floor / pow / abs / sqrt、if(条件, 真のとき, 偽のとき)。round(x, 桁) は四捨五入、ceil は切り上げ、floor は切り捨てです。

設定値(定数)と出典

この計算では、税率や料金表などの外部の設定値は使っていません。数学的な定義の式だけで計算しています。

入力できる範囲

入力項目
項目範囲初期値
求めたいもの増減率(前の値と今の値から) / 今の値(前の値と増減率から)増減率(前の値と今の値から)
前の値(前年・前月など)0.01〜1,000,000,000,0001,000
今の値0〜1,000,000,000,0001,100
増減率-100〜100,000%10%

結果は、同じ条件なら本サイトのどのページでも同じ数字になります(ページの数字も、計算ツールも同じ計算の仕組みで出しています)。

ご利用にあたって

  • 増減率は、前の値を基準にした割合です。基準が違えば値も変わります(たとえば 100 から 50 に減ると −50%、50 から 100 に戻ると +100% で、同じ幅でも率は異なります)。
  • 値が 0 以下になる場合や、符号が変わる場合は対象外です。四捨五入した値どうしを比べると、表示がわずかにずれることがあります。
  • 概算の目安であり、実際の取引や手続きの金額を保証するものではありません。